コンテスト内容
<競技部門>
参加者が作成したプログラム同士を碁盤目上のフィールドで戦わせる1対1の対戦型プラットフォーム「CHaser」を使用します。
CHaserでは、競技サーバへ2つのクライアントプログラムがそれぞれネットワークで接続し、サーバプログラムとクライアントプログラムの間で通信を行って対戦します。
先に接続するクライアントをCoolと呼び(以後C)、先攻となります。後から接続するクライアントをHotと呼び(以後H)、後攻となります。
対戦マップには、CとHの他に、アイテム、ブロックがあります。各クライアントは、サーバから自分の周囲情報を取得し、
次の行動をクライアントプログラムの制御によって決定し、サーバに送信します。サーバは各クライアントから受信した行動命令を実行します。
命令は
クライアント側の行動命令 | |
---|---|
命令 | 動作 |
put | 自分の上下左右隣にブロックを置くことができる |
があります。
勝敗は
③相手の周囲4方向をブロックで囲む |
などで決まります。
大会用サンプルプログラム(Python)はこちら(ZIPファイル)
<作品部門>
自作のプログラムやゲーム、コンピュータグラフィックス(静止画、動画、アニメーション)など、自由に作成したデジタル作品を審査員が評価します。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
・自作のプログラムを使った作品
・Scratchなどを使ったゲーム
・Raspberry PiやArduinoを使ったシステム
・コンピュータグラフィックス(2D、3D、映像など)
・モバイルコンテンツ
・音楽(パソコンで作成・加工したもの)
・各種ソフトウェアを使ったデジタルコンテンツ
※映像・音楽作品は5分程度の長さで作成してください。
<作品部門の発表方法について>
(1) 出場者によるショートプレゼンテーション(出場者の持ち時間は5分間)
出品した作品について、その背景や目的、作品の概要について口頭で発表を行っていただきます。
ショートプレゼンテーション用のPCは大会が用意しますが、必要に応じて各自のPCを使用できます。
(2) デモンストレーション
各出場者に割り当てられた場所で、審査委員を含む参加者に出品作品に関する説明と実際の体験・操作をしていただきます。参加者は出場者に質問することも可能です。